2018年 03月 11日
忘れたくても忘れられない。
今日の朝刊、NHKはたて読みメッセージでした。
7年ですね。
未だに2,500人を越える方が行方不明というのを聞いて、胸が痛みます。
見つからないというのは一番辛いかもしれないな、家族の方はどう区切りをつけていいかわからなくなるな、と思います。
今日は意図的に朝からテレビを避けて観ないようにしてるのです。
阪神の震災もそうだったんだけど、当事者にとって7年なんて時間が過ぎた実感はないんですよ。
振り返ったら、すぐそこに震災が起きた日があって、揺れた瞬間からその日1日のことを詳細に思い出してしまう。
私は15年目のときに、「まだ15年か」と思いました。
15年経っていても、揺れると冷や汗が出るし、テレビではガンガン当時の映像が流れるしで、もうええ加減にしてくれって思いました。
20年目は「あの日から20年」っていう雰囲気にのまれたくなくて、海外へ逃亡。
1月15日からロンドンで日本のテレビを一切観ずに過ごしました。
あの日を忘れないっていうの、大事だと思うんですよ。
教訓として行かないといけないけど、当事者は忘れたくても忘れられないわけですからね。
津波の映像とか、そういうのやめてほしいなと思います。
阪神の震災の時の映像とか、やっぱり未だに観れないですからね。
23年経っても、まだ23年なんだなあ、と思ったり。
少しでも東日本のみなさまが心穏やかに過ごせますように。
心を込めて。