2011年 09月 18日
ちょっと考えたこと。
90歳を超えていたし、6月からは幾度となく危ないことがあったりとかで、私も夏にお別れを言いに広島まで行ったし、残念な父は毎週のように広島へ行っていたしで、あまり悲しいとかはないのですが、それでも、おばあちゃんと呼べる人がいなくなってしまうというのはとても寂しいものです。
まあ、37歳までおばあちゃんと呼べる人がいてたこと自体、ありがたいことなんですけれど。
で、おばあちゃんのお通夜、お葬式は、
「家族葬」
という形でした。
でね、結論だけ言うと、家族葬って一体どこまで参列していいのってのがわからない。
家族葬って最近では多くなってきたのですが、明確なルールというかマニュアルというか、そういうのがまだ確立されていないんですよね。
だいたい、なんで家族葬にするかっていうことを考えると、少ない人数で送りたいからってことが理由の一つになると思うんです。
ということは、亡くなった人の兄弟、子供、同居している孫、ぐらい?
うーん。そこがわからない。
だいたい、亡くなったおばあちゃんは10人兄弟姉妹で、3人が戦争で亡くなってるけど、おばあちゃんを引いても6人兄弟がいるわけでしょ。
で、90歳のおばあちゃんの兄弟姉妹だからかなりのご高齢。
葬儀に出席するにしても一人で来れるような状態でもない。
となると、兄弟一人あたり、付き添いが最低一人と考えてもそれだけで12人。
それにおばあちゃんの子供×2で8人。
それで、20人。
で、孫も近い孫だけでも3人。
まさか来てないとはおもうけど、ひ孫とかまで入れるとうーん、すごい数。
家族葬とはいえ、列席するとなると泊まる所、食事、もろもろのことが付いてくるんですよね。
葬儀を仕切っているのは父のおねえさんなんだけど、すごい負担になると思います。
田舎だから葬儀会館とかも小さいだろうし。
で、もろもろの事情を考えたうえで、私と弟は列席を見合わせました。
夏にお別れ出来てたし、おばちゃんたちに負担をかけてもねえって思って。
父と母はもちろん列席しないといけないのだけれど、まあ、うちの残念な父が役に立つとは思えない。
フヌケ状態でオロオロしてるのが目に浮かぶようでした(笑)
でね、考えたのは、もうちょっと「家族葬ってこんなもんですよ~」っていう明確なルールというか形が出来上がっていれば列席か欠席かを悩むこともないと思っていたので、そういうのがあればな~と。
うちの母方のおばあちゃんの葬儀のときは商売をしている関係で家族葬には出来ず、100人越えの葬式になってしまったのですが、それはそれでいろいろ大変。
家族葬も上記のようなことで、それはそれでいろいろ大変。
人って死んだあとも大変なんですよねえ。
おちおち死んでられませんねえ。
おばちゃんの負担を減らすことだけを考えれば、兄弟と子供だけってのが一番いいんでしょうけどねえ。
そうはいかないですもんね。
うーん。