2017年 07月 17日
不思議な感じ。
(本日の画像は懐かしのジャイアントステップ)
むかーし、私がお子さまだった頃、大江千里というアーティストは、もちろんCDで音楽を聴くか、雑誌かテレビか日曜日のスズキステーションFMでしか接点がない違う世界の人で、
納涼千里天国という夏のイベントではスタジアムに4万人を一度に動員し、ツアーのチケットは取れにくく、実物を見るのも大変な時代がありました。
そんな大江千里さん(以下、千ちゃん)は、今はニューヨークでPNDrecords というレコード会社のCEOになっています。
そして、ジャズピアニストとして独りで会社を運営しているのです。
でね、ジャズアルバムが4作あるんですが、私は日本版のは日本で買ってたんですが、
輸入盤は直接PNDに発注して買うんです。
さっきも書いたけれど、千ちゃんはその会社のCEOなわけです。
CDの発送やメールのやり取りはスタッフか誰かがやってるんだろうな、ぐらいにしか思ってなくて、気楽に注文してました。
そして、先日も4枚目の輸入盤を直接PNDに発注して支払いをドル決済で済ませておいたところ、
千ちゃんのブログが更新されてて、
『注文を頂いたCDの宛名も梱包もメッセージも全部自分で書いて、郵便局から送るときがとても充実した気持ちになる』(要約)
ってことが書かれてて、
もう、ホント、ゴメンナサイ!
てっきり誰かが代理でされてると思ってたから、気軽に買っちゃったけど、
本人だったとは(とっても素敵だし、嬉しいけれど)申し訳ないな…。
と、思いつつ家のPCメールをチェックしていたら、
受信トレイに、
Senri Oe さんからのメールが届いてました。
送料(前とちょっと変わった?)の決済方法と、
一枚一枚の手作業になりますので、配送に多少時間がかかりますことをご理解ください、
という文章が添えられてて、
またそこで、軽く反省しすぎて死亡\(_ _)
ヒット飛ばしまくってた時代があって、ミリオンを出したアイドルの曲を書いて、4万人動員して、曲書いてツアーして、指示だけ出せば何十人っていうスタッフが動いてくれる環境を全部捨てて、
CD1枚買うファンに、自分でメールして送るっていう1対1の環境を選んでるっていうのが、ホント、すごくて、
もう、
こんなんされたら
絶体ずっと
ついていくやん
って思いましたねえ…。
ええ、もちろん弟に、
「お姉ちゃん、大江千里って…三十年ぐらい聴いてるやん…」
ってドン引きされても!
本当に忙しいときに、CD注文してすみません…(T-T)
日本盤を聴いてるので、急いでませんから、のんびーりニューヨークからの黄色い封筒を待ってます(^-^)