村上春樹さん、騎士団長殺し(ネタバレ無し!)

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昨日、読売新聞にインタビューが掲載されてました。

ゆるゆるのマイルールとして、

ハードカバーの本は買わない


という自分との取り決めが一応ある身としては、


2冊も買えない…。


と(笑)
高いし、場所とるし。
もう、これ以上本は置けない…。

と思っていたら、読み終えた友達が貸してくれて、さくっと読みました。

そうですよ、さくっと読めるんです、この本!

冒頭で主人公が、

ちょっと記憶の自信もあんまりないし、時間軸とか前後するかも~

みたいな宣言から始まったので、


うっ…ねじまき…


とか、ばっちこーい、とか構えたんですけど(笑)、大丈夫でした。


1部がイデア編ですが、そのままですね。
イデアです。延々と理念が続きます。

2部はメタファ編ですが、物語が大きな暗喩になってます。

そこまで読んで、なるほどねえ、という読後感です。

今回ね、すごくなんだか本としては、

きれいにまとまってて


面白いし、良かったんですけど、

正直に言わせてもらうと(たぶん、村上さんにお会いすることはないと思うので)、

バランスが取れすぎてるというか、なんか、こう、非のない休日みたいな感じ。

私、メタファへたくそですねえ(笑)
ホント、ネタバレ無しでうまく説明できないんですけど、

小綺麗すぎるんです。

村上さんの物語って、破綻しそうで破綻しないギリギリのラインで読者を引っ張っていくというのがあって、

そこにある種の狂ったようなものを感じるわけで、読んでる自分と物語の真剣勝負みたいになるんですけどねえ。

今回は、うーん、どうかな、それはなかったですねえ。

逆にすごく読みやすかったし、読後感もいい。
普段の村上春樹が苦手という方でも、たぶん、

今回は大丈夫です(笑)


文庫になったら買って、もう一度ゆっくり読んでみます🎵



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by hosumi_moriwaki | 2017-04-03 06:19 | 本・DVD・映画 | Comments(0)