2009年 01月 21日
ソウル~1日目の出来事。
ついに、世界最高峰(そりゃ、アレで世界一だから)の飛行機にビビりながら乗っちゃいました。
みんなに脅かされてたわりに、とってもスムーズだし、スッチーは多いし、機体も新しいし。
まぁ、機内食はアレだけど・・・。
想像してたよりは、いいんでないでしょうか。
この航空会社、なにがおもしろかったかと言うと、
機内食のタイミング!!!
13時40分のフライトで1時間50分弱で関空~仁川を飛ぶのに、しかも、この中途半端な時間帯に、無理やり、機内食出さんでもええんじゃないでしょうか。
飛行機が離陸して、まだ高度を上げて、機首を上げて、機体が斜めに向いてんのに、スッチーたちは、機内食サービスのワゴンを坂道を押して登るように運んできました。
そこまでして、機内食ださんでええって。
・・・・・・美味しくないし。
ほんと、食べれなかったわ。
お昼ごはん食べた直後だったしね。
機内食も落ち着いたので、手の空いたスッチーをつかまえて、イミグレーションカードをもらおうと声をかけたら、日本語があんまり得意ではない人を呼びとめてしまったみたいで、
「イミグレーションカードください」
と言うと、
ポケットから、入国審査カードと税関申請書を取り出して、
「コレ、欲しいのかっ!?」
と丁寧なお辞儀と美しい笑顔をともに、辛辣な言葉を頂きました(笑)
思わず、きれいなおねーさんの口から出た言葉にびっくり。
大韓航空、何も、キャラが濃いのは、スッチーだけではありませんでした。
私の席は、窓側の通路側。
私の斜め後ろには、60代後半のご夫婦とそのお友達の女性2人が中央4人席に座っておりました。
ジャケットにスラックスの男性とファー付きのロングコートとスーツを着た奥さん。
海外へ行く機内は、ジャージに限る
と思っている私にとって、その格好は、尊敬に値します。
そのご夫婦は、あきらかに、初海外旅行、初飛行機で、テンションがおかしいぐらいに上がってしまってました。
飛行機が関空を離陸すると、窓側に座っている人に手当たりしだい、
「空からの写真を撮ってもらえますか?」
とデジカメを渡し、
機内食を配るスッチーの写真を撮り、
機内食を撮り、
カバンの中から、『地球の歩き方』を出して読み、
機内食を食べ終わると、スッチーをコールボタンを押してわざわざ呼び、
「アジュ マシッソヨ」 (とっても美味しいです)
と、覚えたての韓国語を使ってました。
最初は、ほほえましく思っていた私も、10分おきに、
「今、どのへんを飛んでるんでしょうか」
と聞かれるので、だんだんウンザリしてきてしまいました。
全く、寝れなかった・・・。
そのおっさんは、本で仕入れたと思われる、ソウルの知識を、隣に座っている奥さんと、その友達に披露しています。
そして、やっと、仁川空港に着陸態勢に入ると、
「ここからや、ここから、パイロットの一番の緊張の瞬間なんやで」
と若干、声が裏返っております。
あまりにも面白いので、思わず振り返って見ると、
おっさんは、シートベルトを両手で握り、体をしっかりと座席に押し付け、両足を肩幅に開いて、気の毒なぐらい踏ん張っていました。
・・・・・・落ちませんから。
縁起でもない。
車輪が出て、高度を下げ、空港の滑走路が近付くと、そのおっさんは、
「さぁ!パイロットの腕のみせどころやでっ!」
と声を上げ、
真っ青になりながら、笑顔を取り繕っております。
そして、無事に着陸しましたとアナウンスが流れると、
「まあまあの着陸やったな。60点ってところやな」
とおっしゃられておりました。
おっさんとは、帰りの飛行機も不幸なことに同じでございました。
で、仁川空港。
マジで、でかい。
トイレの便座も、はまりそうなほど大きかったけど、空港も負けちゃいない。
搭乗口だけで100を超えてる。
確か、チェジュウ主演でドラマにも使われてた空港。
迷子にならんように、気をつけながら、外へ出ると、
寒っっっ~~!!!
鼻息まで、白い。
ソウルへ向かう車の中から見えた、ハンガン川も凍ってる。
ハンガン川が凍ると、その日は寒いとか。
・・・・・・やっぱり、寒い日に来ちゃったんだね。
気温なんと、
マイナス12度
ホテルに着き、荷物を入れて、そのまま目の前のロッテ免税店へ。
日本人だらけの上に、
商品が何にも無い・・・。
ヴィトンのサングラスだけ、とりあえず、購入。
そのまま歩いて、韓国の渋谷と呼ばれる、夜のミョンドンへ。
そこで、友達が食べたいといっていた、チゲラーメンを食べることに。
これが、また、
クソまずい
それから、地下鉄に乗って、ソウル駅へ向かいました。
二駅だけだけど、1000ウォン。70円ぐらい。
安い!
改札が自分で押して通るタイプなので、引っかかって挟まってしまいました。
ソウル駅に着いてから、ロッテマートっていう巨大スーパーでお買い物をしました。
その話は、また、後日^^